多汗症は様々な要因から発症する|ダラダラ溢れる汗を食い止める

様々な症状がある

笑顔の女性

気温などに関係なく、異常なほどの汗をかいてしまう多汗症。単なる汗かきと勘違いする人が多いですが、その症状には様々なものがあります。そのため汗かきとはまったく異なるものなのです。多汗症の症状には、大きく分けて二つの種類に分かれます。その種類は全身性多汗症と局所性多汗症というものです。全身性多汗症は、文字通り体全身に異常なほどの汗をかいてしまうという症状です。顔や体問わず様々な箇所に汗をかいてしまうため、対処がとても大変です。一日に着替えを何回も行わなければならなかったり、清潔を保つためにもお風呂に何回も入らなければならなかったりといった問題があるのです。汗をかくと服も汚れてしまいますし、体に汚れも溜まってしまいます。そうなると、臭いも気になるようになり人前に出るのが恥ずかしくなる人も多いでしょう。このような症状は、ほかの循環器系の病を発症している人にかかりやすくなるというケースが非常に多いのです。改善するためには、交感神経の働きを抑えることが大事です。症状を緩和してくれるのが薬物療法という治療法です。薬物療法は様々な薬剤を使って、治療を行います。一般的には、神経遮断薬やボツリヌス注射、塩化アルミニウム外用制汗剤を使用するといったものになります。交感神経から発せられる成分を薬剤によって抑えるという効果をもたらしてくれます。また、ボツリヌス注射に至っては、半年という長い期間効果を持続させることができます。治療法には、このような様々な種類は存在しているのです。

またもう一つの局所性多汗症という症状は、一般的に多くの人が発症しているタイプの多汗症になります。体全体に汗をかくわけではなく、特定の部分にだけ汗をかくのが特徴となっています。主に脇の下や足の裏側、手のひら、頭部などといった箇所に汗をかくことが多いです。この症状は、病気からではなく過去に何か強いストレスを受けたり、トラウマを持っていたりする人に発症しやすい症状となっています。緊張すると人間の体というのは、気温などに関係なく汗をかきます。過去に極度の緊張状態を経験したことによって大量の汗をかき、その記憶が強く体に残っていることから局所性多汗症になってしまうという人がとても多いのです。特に現代社会は、職場や学校などの人間関係などから過剰なストレスを抱え込んでいる人が数多くいることでしょう。生活は便利になっていますが、仕事に内容や人間関係が複雑になっており、精神的に参っている人々がたくさんいます。このようなストレスを感じたときにはどこかで必ず発散するようにして、気持ちを軽くしていきましょう。また、このタイプの症状は汗をかく体の部位によって名称がそれぞれついています。手のひらに汗をかくタイプの症状は手掌といい、足の裏にかくタイプの人は足蹠といいます。そのほか、脇の下にかくタイプのものは腋窩、頭からかくタイプの人は頭部、顔からかく人は顔面といったような様々な名称がつけられているのです。手と足には非常に関係性が深いこともわかっており、手のひらに汗をかく人は同時に足にも汗をかくという人が多いのも特徴となっています。症状にもこのように様々なものが存在するのです。